カーテンの測り方をプロが解説|お客様がよく間違える3つのポイント

カーテン

こんにちは。岐阜県郡上市(郡上八幡)でインテリア・カーテンの専門店を営んでいる田中家具です。

新しいカーテンを買うとき、最初のつまずきポイントが「サイズの測り方」です。当店にも「測って買ったのにサイズが合わなかった」というご相談が毎年必ず寄せられます。

実は、カーテンの採寸にはお客様がよく間違えるポイントが3つあります。この記事では、専門店で毎日採寸をしている立場から、正しい測り方を順番に解説します。メジャーが1本あれば5分でできますので、ぜひ読みながら測ってみてください。

最重要ポイント:測るのは「窓」ではなく「カーテンレール」です

いきなり結論ですが、これが間違いポイントの1つ目です。

カーテンのサイズは、窓の大きさではなくカーテンレールを基準に測ります。窓の幅を測ってその通りに注文すると、カーテンが窓より小さくて光が漏れたり、閉まりきらなかったりします。

「窓のサイズを測ってきました」というお客様は本当に多いのですが、窓とレールのサイズは別物です。まずはこれだけ覚えてください。

用意する道具

・金属製のメジャー(コンベックス)がおすすめです。布製の裁縫用メジャーはたわむので誤差が出ます
・脚立か安定した椅子(レールは高い位置にあるので、安全に手が届くように)
・メモとスマホ(測った数字はすぐメモ。窓の写真も撮っておくと、お店で相談するときに話が早いです)

幅の測り方

カーテンレールの、両端の固定ランナー(輪っか)の間を測ります。レールの金具の端から端ではなく、カーテンのフックを引っかける「動かない輪っか」が左右の端に1つずつあるので、その間の距離です。

測った数字に5%ほどゆとりを足した寸法が、注文する幅の目安です(例:レール幅190cmなら約200cm)。ぴったりの幅で作ると、閉めたときに生地が突っ張って隙間ができます。ゆとりがあることで、ひだがきれいに出て見た目も良くなります。

丈の測り方:窓のタイプで変わります(間違いポイント2つ目)

丈は「レールのランナーの輪っかの下端」から測り始めます。レールの上端からでも、カーテンの上端からでもありません。ここが間違いポイントの2つ目です。

そして、どこまで垂らすかは窓のタイプによって変わります。

【掃き出し窓(床まである窓)の場合】
ランナー下端から床までを測り、そこから1〜2cm引きます。床にすれると生地が傷み、ほこりもつくためです。

【腰窓(腰の高さの窓)の場合】
ランナー下端から窓枠の下までを測り、そこに15〜20cm足します。窓枠ぴったりだと下から光が漏れ、外からの視線も気になります。

【出窓の場合】
カウンター(棚板)の上に載らないよう、カウンターから1cmほど上で仕上げるのが基本です。

間違いポイント3つ目:左右・上下で長さが違うことがあります

意外と知られていませんが、建物は経年でわずかに傾くことがあり、床とレールが平行とは限りません。特に丈の長い掃き出し窓では、左端・中央・右端の3か所で測ってください。数センチ違うお宅は珍しくありません。その場合は一番短い寸法に合わせるのが基本です。

なお、オーダーカーテンの良いところは「アジャスターフック」が付いていることです。吊るした後でも、フックの位置で丈を約1〜4cm調整できます。レールや天井の高さそのものは変えられませんが、多少の誤差ならアジャスターフックで吸収できます。左右で差があるお宅でも、一番短い寸法に合わせておけば、あとはフックで微調整——これがオーダーカーテンの強みです。

装飾レールの場合はご注意を

木製やアイアンの装飾レール(ポールにリングが通っているタイプ)は、機能レールと測る位置が変わります。リングの下端から測る、両端のキャップの内側までを幅とする、など少し複雑なので、装飾レールの方は購入前に一度ご相談いただくのが安心です。

測り方に不安があれば、お気軽にご相談ください

ここまで読んで「うちの窓はどれに当てはまるんだろう?」と思った方もいるかもしれません。

郡上市近隣の方は、当店・田中家具にお気軽にご相談ください。お電話・ご来店にてご相談いただければ、測る場所をアドバイスします。ご自宅への採寸伺いも承っています。

カーテンは毎日目にするもので、サイズが合っているだけで部屋の印象がぐっと整います。この記事が、失敗しないカーテン選びの助けになればうれしいです。

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